下家が３副露したシーンです。 をチーして打 でした。 下家の待ち候補は何パターン？ みなさんもこのシーンでおさらいしておきましょう。 　　　 　 チー、 が待ちの関連牌になっているパターン くっつきテンパイ、ダブルメンツのパターン 愚形待ちで がフォロー牌のパターン この内、違和感があるパターンが―― くっつきテンパイ、ダブルメンツのパターンです。 くっつきテンパイの場合はターツ不足 アガリが大事な局面でターツ不足なのに打 が早すぎる からの打 や からの打 も早すぎるので 今回は軽視しても良いかなと ではこの が何％放銃になるのかという話。 実際の放銃確率と想像の放銃確率が 大きくズレている人は、かなり損をしている 多分放銃確率は２割～３割の間だと思う。 実際の放銃確率が３割だとすると テンパイ復活の可能性も考えて打たないほうが良さそう。 でも２割ならどうか？　これはよくわからない。 読みが苦手な麻雀AIに聞いても、最適解は出てこないだろう。 僕の選択は迂回でした。 （牌図...

僅差のトップ目で迎えたオーラスです。 （牌図A） 待望の役牌ポンの後、皆さんは何を切りますか？ 僕の推奨は です。 理由はこの記事のタイトルに書いてあります。 要は捨て牌の見せ方、上家に対してアピールの仕方です。 上家はハネツモで２着、着アップが厳しく ラス目の親番に連荘されたくない点数状況だと思います。 カンチャンを内→外と払うことによって 上家がアシストする牌を絞りやすく出来る かもしれません。 今回は不要牌をキャッチできましたが → 　のカンチャン内切りをみせておけば が空振りした後は が選ばれることはなく アシストするなら 別の無筋が選ばれやすくなる と思います。 他家の行動を予測せよ 点数状況によって他家の選択は変わります。 アシストに来る可能性の高い点数状況なら 自分の捨て牌をわかりやすく並べてあげる工夫も必要です。 （牌図A） と点数状況を変えてみました。 この場合だと上家がアシストする可能性は低いので ドラの から打ち出し、積極的に両面変化を狙います。 自分が２副露した後 上家の手出しにも注目しましょう。 ２副露後に上家が打ってきた牌は でした。 アシストが...

東４局東家・９巡目・ドラ 　ツモ は１枚切れ、 を切る気はなかったが が３枚切れなので本当はそこを払いたかった。 しかしまさかのラス１ ツモと が全員に対してド無筋だったので 巡目も巡目だし先処理の意味で打 とした。 次巡 ツモで少しおしっこが漏れた。痛すぎる・・・ 13巡目、リーチが入っている中 上家から出た をチー、 はほぼ安全牌だが―― わざわざリャンシャンテンになる形で仕掛けた。 巡目に猶予があってMAXチンイツ アガリを狙うならこう仕掛けても良いと思う。 もう13巡目なんだよね 　チー このイーシャンテンに受けておけば マンズ、ソーズの無筋を引かされた場合でも 字牌をプッシュしつつ、なんとか 形式テンパイくらいは粘れた かもしれない。 初戦ラス、２半荘目も残り7000点 たぶん、心のどこかで「一発で取り返したい！」 冷静じゃなかったのでしょう。 結果的に影響がなかったのは幸いでした。 を打ったシーン。 ６７８の三色を狙ったのだが 浮かせた は全員の無筋、 は２人の現物。 １１巡目やぞ？？？ ドラ1含みなら無難に 、興奮しすぎだった・・・ ちなみにこ...

今日は雀王戦A２リーグです。 一打一打丁寧に、それでいて大胆に 決してうまぶらず（重要）最善を尽くします！ 麻雀荘スタッフの打牌規制が４つや５つあろうが、勝つスタッフは勝ち続けるし、規制を撤廃したとしても負けるスタッフは負け続けます。 マジです ― ラッキーハゲの麻雀LIVEチャンネル　～木原浩一のサブチャンネル～ (@LIVE02427195) May 22, 2024 今日の記事では麻雀荘で働くスタッフの 「打牌規制」についてをメインテーマに話します。 ・役牌バックの禁止 ・東場に1000点の仕掛け禁止 ・リーチ宣言牌の筋待ち禁止 ・三元牌２副露者がいる時のリーチ禁止 ・３着確定、４着確定になるアガリ禁止 ・オーラス、着順の上がらないアガリ禁止 僕がかつて受けたことのある 「打牌規制」は 青字 のようなものです。 麻雀荘で働いたことが無い人は 何のために「打牌規制」があるのかわからないと思うし 現在進行形で働いている麻雀荘スタッフも 「打牌規制」に関して不満がある人も多いと思う。 現場から離れてもう10年以上経つので 今の麻雀荘情勢にはあまり詳しくありませんが 麻雀荘スタッフの「打牌規制」が未だにある お店に関し...

「岡本はガチ」って昔から言ってる( ・∇・) https://t.co/tVy35v0t4F ― 木原浩一 (@sonoharasaika) May 24, 2024 天鳳名人戦の牌譜、昔のブロマガから 岡本選手の真似できないプレイを引っ張り出してみました。 堀選手、渡辺選手の真似できないプレイも入ってます。 １・堀選手の選択 親番でチーテンですね。渋々ですよね、わかります。 おうふ なんと、まさかのテンパイ取らず！　 ドラ切りのリスクも抑え、 この巡目でも 価値のあるテンパイに組もうとするんですね～ や、なかなか真似できなくないっすか？ ２・岡本選手の選択 オタ風のドラを仕掛けています。 別に考えるまでもない選択だと思いますが―― あ なるほど、もうここで形を決めるんですね！ 先手が難しいそうな手牌だからこそ、早めに形を決めて安全牌を確保しながら進行する。 ドラ３で他家に圧をかけつつも、受け駒と カウンターで好形を狙う構え。 勉強になりますね。 ３・岡本選手の選択 ピンズの伸びをみて打 か あるいは後のタンヤオ変化をみて打 か おお ピンズの伸びをみつつ、タンヤオも視野に入れ、 良さげ...

東川さん（仮名）は、ほぼ勝負に影響しないであろう、序盤の端牌の切り順にも厳しく言及するようなタイプでした。 キレイ好き、潔癖、きっと財布の中のお札の向きなども気になって仕方ないような、そんな性格が麻雀にも現れていたような気がします。 以前から麻雀は相当強かった。おそらく ホームの雀荘では圧倒的な勝ち組なのでしょう。 麻雀の考え方にも相当自信を持っていて、他人の意見を聞き入れたり、打ち方を変えることなど無さそうな頑固な片という印象がありました。 先日、久々に東川さんと同卓した時のこと。 東川さんはラス目の親番 と をポンしてピンズの染め模様。 僕は捨て牌にマンズを１枚余らせた １副露しているホンイツのイーシャンテン。 もう１人、南家の仕掛けは中張牌を ２つ仕掛けたタンヤオ風といったような状況でした。 １０巡目、３者共に煮詰まっているような状況で、東川さんは をアンカンします。 僕は持ってきた初牌の で―― 完全に撤退します。 タンヤオ風だった南家も 初牌の を引いて迂回しました。 　ポン 　ポン 　 ツモ 東川さんはイーシャンテンでした。しかも場に...

牌譜添削のすすめ 今日の牌譜添削はYさんです。 形は映像で認識する まずは牌理問題。理屈よりも 見た目、映像記憶で学んだ方が良いかもしれません。 NGシーン、しっかりと記憶してください。 打 としたシーンです。これは か を切ります。 ドラ３の手牌ですのでイーシャンテンに 進化する受け入れをMAXにするのはわかるのですが の裏目が超絶痛くないですか？ 一般的にマンガンは十分な打点ですが この牌姿におけるマンガンは明らかに最低打点です。 巡目も早く、うまくいけば倍満まで狙える素材 わざわざ安くしてしまうのはもったいないと思います。 打 としたシーンです。これは を切ります とか のような カンチャンとペンチャンの２度受けのような牌姿で ２ブロックを作る構想は描かないです。 と を残してくっつきに期待しましょう。 打 としたシーンです。これは を切ります。 ドラ 時、 の であるとか ドラ 時、 の ような受けを残すよりも ドラトイツを固定して他の受けを残すほうが良いです。 打 としたシーンです。これは を切ります。 先ほどの問題と似てますね。 が出ていく受け入れは拒否したほうが良い...

さて、何を切りますか？　という問題です。 正解は打 です。 （牌図A） 　 マンズの一通を睨みつつも からの横伸びは雀頭を 振り替える構え。 ただしこれは １人麻雀の話 です。 ４人麻雀だと が必ずしも正解とは限りません。 ４人麻雀だと打 も有力な選択肢となります。 ２列目リャンシャンテンの評価値は？ 愚形×2＋両面の赤1含みリャンシャンテン ７巡目での評価は平均以下 の手牌価値となります。 手牌の評価が正しくできないと勘違いをし ４人麻雀では損をすることも多くなってしまいます。 平均以下の牌姿であるならば、手役を絞って 全員の無筋である を今のうちに逃がしつつ―― 次の安全牌引きで を切る。 ２人の現物である と安全牌の を抱える ５ブロック＋安全牌の構え 　にすることを推奨します。 （牌図A） で を打ってから 安全牌を引いたら打 とするコースも有力です。 とにかく他家３人の手牌を見て下さい。 目一杯に構えても 明らかに平均以下ではないですか？ これが結果論だと思ったら 毎回７巡目の他家の手牌を開いてみて確認してほしい。 7巡目でも自分が１番手だと 思ったら、目一杯に構えても良...

今日の記事は過去記事を加筆修正したものです ・選手のパフォーマンスは悪なのか？ ・選手が涙するのはおかしいのか？ ・Mリーガー契約問題 淡々と所感を述べます。 選手のパフォーマンスは悪なのか？ 古くは前原選手の「昇天パフォーマンス」 岡田選手の「ダブルピース」 【反対意見】 ・相手に対して失礼だ！ ・敗者への配慮が足りない！ ・雀荘で真似する人がいたらどうする？ ・将棋や他スポーツではありえない！　等 ノイジーマイノリティだとは思いますが 青字 の意見、いや感想を抱く人をたまに見かけます。 もちろん視聴者の感想は、今後Mリーグの 運営をするにあたり、参考にすることもあるかもしれない。 しかしながら、失礼かどうかも、敗者へ配慮も　 選手がどう受け止めるか？　が問題 　 なのであり 視聴者がムカつくかどうかは 正直あまり関係ないのでは？　と思ったりする。 仮に僕があの場で負けた時 勝者に派手なガッツポーズを 決められたとしても Mリーグの舞台ならば、なんとも思わない 負けたら悔しい。けど勝者のパフォーマンスが 敗者の 傷口に塩を塗る行為だとか 敗者を...

東1局東家、イーシャンテンの手牌です。 上家から打たれた 、ポンテンにとりますか？ ポンテンに取ったら と ポン後の 比較的出アガリしやすそうなシャンポン待ちです。 喜んでポンテンに取る人も、一旦考え直しましょう。 仮に両面×２のタンヤオドラ１ イーシャンテンならチーテンに取らないじゃないですか。 両面×２は MAX4種16枚 です。 このイーシャンテンはスルー後でも 8種22枚 受けです。しかも門前の打点は跳ね上がります。 受けの枚数を把握せよ 4種16枚はチーテンに取らないのに 8種22枚はポンテンに取るのですか？ いや、取らないよね！ 余裕があったら常に 受けの枚数をカウントする癖をつけましょう。 牌姿を赤2に変えてみました。 5800点ならポンテンに取るでしょうね。 2900点が不満？　いや、この巡目、この牌姿なら もっと良い未来予想図を描きましょう！という話なのです。 ちなみにNAGA先生はこの巡目でもスルーだそうです。 僕は鳴きそう・・・・　もう少し頑張れってことですね！